Bon Jovi ロックの殿堂 クリーブランド

Rock & Roll Hall of Fame(ロックの殿堂)の式典が、4月14日に、米国オハイオ州クリーブランドで行われた。

10年越しでロックの殿堂入りを果たしたBon Jovi(ボンジョヴィ)は、オリジナルメンバーで登場。

殿堂入りは、ジョン・ボン・ジョヴィ、デヴィッド・ブライアン、ティコ・トーレス、リッチー・サンボラ(ギター・脱退)、アレック・ジョン・サッチ(ベース・脱退)のオリジナルメンバー5人。さらに、アレックの後任ベーシストで1994年に加入したヒュー・マクドナルドも殿堂入りとなった。

この夜、Bon Joviは、「You Give Love A Bad Name」、「It’s My Life」、「When We Were Us」、「Livin’ On A Prayer」の4曲をプレイ。

「When We Were Us」は最新シングルで、リッチーサンボラは、Bon Joviのギタリスト時代を彷彿させるオベーションのダブルネックギターで演奏し、ジョンは、すっかり彼のメインギターとなったタカミネの黒いアコギで演奏していた。

「Livin’ On A Prayer」では、リッチーのトーキング・モジュレーターが聞こえてきた時、ファンは鳥肌が立ったのではなかろうか。正に、オリジナルメンバー再集結でしかできない化学反応であった。

やはり、ジョン、リッチー、デヴィッド、アレック、ティコのBon Joviの再集結は、初期の時代からのファンにとって、そして本人たちにとっても、特別に感慨深いものであったに違いない。3枚目のアルバム「Slippery When Wet」はロック史に残る名盤となったものの、デビューアルバムと2枚目のアルバムまでは全く鳴かず飛ばずだったからだ。

その頃、LAロックとして人気のあったモトリー・クルーやラットなどの前座を務めた苦労時代を共にしたのがオリジナルメンバーの5人であった。大ヒットとなった3枚目のアルバムも、発売当初は大して話題にもならず、そんな状況で行われた1986年8月の日本武道館公演は、チケットが売れ残り閑古鳥が鳴いていたことは、古いファンの間では有名な逸話となった。

日本公演の直後、38スペシャルの前座として全米ツアー中、「Slippery When Wet」がビルボードアルバムチャートで首位を獲得(8週連続)。シングルカットされた「You Give Love A Bad Name」もビルボードポップチャートを急上昇し1位を獲得し、Bon Joviの快進撃が始まった。

全米ツアーも、前座のBon Joviを見て、38スペシャルを見ずに帰宅する観客が増えたことをキッカケに、ヘッドライナーとしてツアーを開始する事となった。

翌1987年9月に来日公演を行った際は、すっかり超大物となっていたBon Joviは、武道館5日間、大阪城ホール2日間、横浜、愛知、静岡の全公演をソールドアウトにする活躍を見せた。

このブログの管理人は、当時の大阪城ホール公演を2日間とも見たが、会場は超満員。しかし、ジョンの声は長いツアーで消耗し切っており、まともに声が出ない状態であったことを記憶している。

その後、着実にスター街道を歩み続けるBon Jovi。初めから売れたわけではなく、苦労時代を経て、現在の地位を手に入れた彼らのロックの殿堂入りに、異議を唱える者などいないのではないだろうか。

これ以後、ジョンとリッチーが和解する日が来るのか?Bon Joviを神と仰ぐこのブログの管理人にとっても、世界中ファンにとっても、その日が来ないわけがないと信じたい。






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